2018年3月1日のこと。尼崎の三和（さんわ）商店街に行ってきました。三和商店街には2017年11月に訪れたので、その時のことも交えながら綴ります。また、基本的な情報はwikiでもご覧になれますのでご参考までに。以下、レポートです。
一枚目の画像は、Google Mapに落書きしたもの。２～5枚目の画像は、商店街のまちづくり協議会が制作しているパンフレット、情報は2015年12月のもので、僕は中央三番街にあるおもちゃ屋のニシダヤさんからいただいた。
皆さんも是非どこかの店舗で手に入れてみてください。
1枚目の画像の青い字で囲まれている部分が商店街で、東西南北延べ約2kmに渡るほどの大きい商店街となっている。南北に伸びる緑の字で記した三和本通商店街と、東西に伸びる黄色の字で記した中央〇番街（〇には数字が入ります）とがメインの通りで、その他にはサンロード、三和市場、ナイス市場、西町、シャンティ神田と呼ばれている場所がある。ナイス市場、シャンティかんだとか、楽しいネーミング。一つ、疑問が残るのは中央一番街、三番街、四番街、五番街があるが、二番街が存在しなかったこと。この疑問については近いうちに解答してみせますので、その時はどうぞまた僕の記事を読んでやってください。お願いします。
また、赤字で示した場所はかんなみ新地という、妖艶な美女と遊戯できる桃源郷のある場所です。20分?30分?10000円で、いわゆる本番行為に及ぶことのできる風俗店である。
三和商店街の住所や、アクセス方法について簡単にまとめたものを紹介します。
【商店街の中心部の住所】
【車でのアクセス】
商店街の無料駐車場なるものは無いので、近隣のコインパーキングに停めましょう。駐車料金は60分200円が相場（もう少し安いところもあるかも）。ちなみにこの辺りに停めサンロードから北上すると、徐々に盛り上がっていく商店街を目撃できるので、個人的にはおすすめです。
【電車でのアクセス】
阪神電車をご利用ください。出屋敷駅からだと、かんなみ新地やサンロードに近い。尼崎駅からだと、中央商店街に近い。
好みの方を選択すると良いと思うけど、雨天時は尼崎駅で下車した方が濡れずに済みます。
これより、商店街で見つけた気になるものたちを紹介します。
サンロード北寄りに位置するリサイクルショップにて見つけた、におい袋。妖しげ。僕はここでセンチメンタルバス「さよならガール」というCDと、石井裕也監督「ばけもの模様」というDVDを買いました。レア物です。嬉しい品揃え。
2017年11月のこと。キャベツがとても安かった。商店街を歩いてお買い得な商品をゲットして、家に帰る。そういう暮らしに憧れちゃう。
2018年3月1日に閉店した模様。偶然にもその場面に立ち会った。商店街から一つ光が消える瞬間だ。
(見切れているが)坊チャン嬢チャンの店 ニシダヤと書かれている。童心に戻ってしまいそうなかわいい紹介文句である。
大阪で古着屋をしていたというフランクなおじさんが営むused shop mixは、この商店街で最も若者向けの衣料店だ。Columbiaのマウンテンパーカーや、Burberryのコート、converceのフリース、年代の古いジャージなどが数多く取り揃えてある。価格は高額な物から、在庫処分価格の安い物まである。この店、おすすめします。
とあるマンションにて。屋上から街を見渡したくて上がろうとしたところに、バイオレンスなメッセージを目撃してしまう。絶対を「でったい」というおじさんが居るのは理解したけど、書き言葉にしている人は凡そ"でったい"やばい人だろう。
珍し喫茶店三種盛り。TV喫茶のみ現在も営業されているが、賭博臭のする18歳未満の立ち入りを禁ずる喫茶店である。
かんなみ新地の隣に位置している。憶測の域は脱さないが、どうやら新地で働く女性の食事を作っているっぽい特別な喫茶店。落ち着かないけどいつまでも居たい唯一無二の喫茶店。だって喫茶店の窓から見える景色がセクシーなんだもの。400円の珈琲で有頂天だ！※店内写真を撮るのは絶対にやめてほしい、そんな場所です。
↓三和市場について。
三和商店街の中で、一線を画した場所がこの三和市場である。
写真を更にいくつか掲載します。
どうやら「イベントスペース とらのあな」「ライヴスペースtora(twitter@ProjectSannwa)」というお店が拠点となっている様子だ。なんで怪獣！？と思っていると、「怪獣ショップ たんちゃん」というお店が三和市場にあるという情報を得た。断定はできないが、たんちゃんの仕業もあるだろう。他にもたくさんイベントのポスターが貼ってありましたので、SNS等で情報を仕入れていると、良いものに巡り合うかも。
通りの暗さに不安になりつつも、どこかわくわくしてしまう、猫も自由に闊歩するそんな三和市場。楽しい場所です。いつかイベントにも参加してみたいな。
イッツァダウンタウン、尼崎、三和商店街。
以上で紹介を終わります。タイミングが合えば足を運んでみてはいかがでしょうか。
読んでいただきありがとうございました。
僕個人の話を少々します。
僕は兵庫県明石市で生まれ育ったのですが、兵庫県（全域には及ばないと思うが）で暮らしていると尼崎(特に出屋敷)辺りについては治安が悪い地域という印象を大人から渡される。勿論、そういう一面もあるのだろうけど、訪れた時の第一印象はとっても明るい商店街だった。確かに自転車に乗るおばちゃんの多くが、どことなく勇猛さを帯びていたり、街往くおじいちゃんの歩き煙草率や缶麦酒携行率が高かったりと英才教育に適した土地ではないと思うが、ぶつかり稽古には適した土地ではないでしょうか、あと元気なおばあちゃんが多いのも楽しいよ。この地を歩いていて思うのが、幸福の別解、異種ラブアンドピース、魚の部位で言うと“アラ”のような、そんな感じのことを思うのだ。とにかく、百聞ですら一見に如かないことがあるのに、「尼崎は治安が悪いから、近寄らない方が良い」という数聞を鵜呑みにしていたのは勿体無かったと、そう思うのでした。
おしまい
