あの頃リバイバル、駄菓子屋「昭和レインボー」について

はじめに

皆さんは駄菓子屋さんへ行っていましたか。僕はぼちぼち行っていました。

あの、今僕は23歳なんですけど、この歳になってから行くと、これはこれでめっちゃ楽しいのです。一緒に行った人の駄菓子屋エピソードを聞くのも、好きな駄菓子の話をするのも、ほのぼのと楽しい。1人でわくわくお買い物するのも楽しい。豪遊するか、当時の金銭感覚で臨むのかはとても悩み所。ココロオドルスポット駄菓子屋。でも最近減ってきています、寂しい。でも沼津市に新たに駄菓子屋が生まれたのです、嬉しい。

 

ここから

2018年3月14日のこと。静岡県沼津市にある駄菓子屋「昭和レインボー」に行ってきました。沼津、ラブライブの聖地としても人気みたいですね。勢いあるぜ、沼津。新仲見世商店街周辺の散策についても少し書きました。以下レポートです。※敬称は省略し、昭和レインボーと表記させていただきます。ごめんなさい。

 

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 昭和レインボー

 

「 #駄菓子屋 さんみたいな」って書いてますね、良い塩梅の緩さ、好きだなあ。

 

昭和レインボー、twitterのフォロワーが3月21日の時点で3,403と、たくさんいます、すごいね。「あれ、駄菓子屋さん、ツイッターしてるの?」と思った方いらっしゃいますか。駄菓子屋さんもツイッターをする時代っぽいです平成30年。というのも、昭和レインボーは新しくて古い駄菓子屋なのです。なのでツイッターフェイスブックもしています。駄菓子屋さんがSNSをしてくれていたおかげで、僕は辿り着けました。ありがたや。情報が届いてほしい誰かに届きますように。僕の記事も何か役に立ちますように。

 今の時代に、駄菓子屋さんが新たに生まれるだなんて、めっちゃかっこいい。お店の方にお話を伺うと、駄菓子屋さんとは別のお仕事をしながら、ずっとお店をオープンすることを目論んでいたとのこと、これまためっちゃかっこいい。誰かの夢が形になった場所って、やっぱりわくわくしちゃう。 

 

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それにね、小学生が昭和レインボーの前にある机で、勉強してるのかお絵かきしてるのか、夢中に何か書いているのです。僕は、この景色に心を打たれました。車がビュンビュン通る道路に面してたらできないよね、商店街だからできることだ。ビバ商店街。

実際、小学生の頃に上部の写真にあるようなことはしていないので、懐かしさを感じるのもおかしな話なんだけど、なんでだろう、懐かしいと思ってしまう、不思議なものですね。

この街の子ども達が、昭和レインボーで成長していく。なんて素敵なお話でしょうか。

 

 

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高校生が商店街を歩いていた。昭和レインボーに行ってくれたら嬉しいなと思っていたら、本当に行っていた。びっくり。

昭和レインボー、高校生も楽しめちゃう。素晴らしいね。

 

 

 昭和レインボーと隣接している喫茶店「ケルン」に関しての昭和レインボーのツイートが優しい。昭和レインボーのお店の方が喫茶ケルンも勧めてくれたのですが、時間の都合上断念。次の機会には訪れたいものです。

 

僕のことも紹介してくれていました。ありがとうございます。

 

ここ沼津では、昭和レインボーを中心として催される昭和レトロ祭りというものがあるそうで、昭和レトロがお好きな方は参加してみてはいかがでしょうか。2018年の開催はいつなんでしょうかね。情報の公開を気長に待っていましょうか。僕は今のところ参加予定です。

 

店内写真を4枚

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昭和レインボーの住所:静岡県沼津市大手町4丁目5-14

 

 コインパーキングは沼津駅南側のヤマサパーキングが30分100円で、この辺りだと安いっぽいです。

 

 

仲見世商店街周辺散策記録

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 E'加GEN(いいかげん)

 

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 この街にも、路地裏ウォールアート

 

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いろいろ面倒見てくれる系の街の電気屋さん。大きな量販店も楽しいけど、近所の電気屋さんを利用するのも良いんだろうな。あとハンドサインがイケてるな

 

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こちらは寂しくなってしまった商店街。布団屋さんと、神仏具屋さんがありました。専門店があるのが商店街の面白み。賑わっている姿が見たかった…

 

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昭和レインボーで駄菓子食べて、喫茶ケルンで喫茶して、商兵衛でひっかける、新仲見世黄金ルートかもしれない

 

 静岡県沼津市「昭和レインボー」
原風景に思いを馳せられる、良いお店、良い場所です。ぜひ訪れてみてください。あと、たまには最寄りのコンビニをスルーして、近所の駄菓子屋さんに足を運んでみるのはいかがでしょうか。

読んでいただきありがとうございました。

 

 

僕の話を少々します

僕の実家の近所にも駄菓子屋さんが4軒ありましたが、お店を畳んでしまい、残すところあと2軒。もしかすると、他の2軒もなくなっているかもしれない。訳あって実家には帰りづらいけど、あの駄菓子屋には行きたいな。

お小遣いが小学校低学年の頃はなかったので、気前のいい友達にテクテク付いていっては、30円の青色の飲み物、きな粉棒、プラスチックのボトルに入ったイカとか食べさせてもらっていた。あのイカ、うまい。何味って言うんだろうと考えてみたものの、「駄菓子屋味」っていう言葉が一番しっくり来る、そんな言葉はないけどさ。

駄菓子屋での一番の思い出は、駄菓子屋にぺペロンチーノが売られていたのだけど、5年生の頃にそのペペロンチーノを食べるのが当時のオレタチの中ではナウでヤングでクールだったのね。セゴ(という友達)がペペロンチーノを買って、駄菓子屋のおばちゃんにお湯を入れてもらって、3分我慢して、いざ、湯切り!とカップを傾けたらさ、押さえが甘かったのかしら、麺を全部バシャァ、道路に放り出しちゃったのよ。あの時のセゴ、めっちゃ悲しそうだったな、あの表情、今でも忘れられないや