酒くれよ、一発であの世へいけるやつな

 「酒くれよ、一発であの世いけるやつ」

 

じんさんの言葉のキレ、興奮だ。

映画「狂い咲きサンダーロード」の話です。

京都みなみ会館が一時閉館するとのことで、親不孝なAnotherモラトリアムを利用して行ってきた。友達と行く予定だったけど訳あって、1人で行ってきた。

 

無職は無職なりの手続きを済ませるため、市役所・ハローワーク・警察署の関所三連を通過してきた今日だったので、精神の疲れも有り興奮したかったのか、いちばん前の座席に腰掛けた。初めてかも、いちばん前。

スクリーンを見上げる。見上げるくらいがちょうどいいクールな映画が始まるのかと期待に胸を膨らませていた。ここにいる人達も「狂い咲きサンダーロード」を目指して入館していると思うと、気分が高揚っつうか、気分で抱擁っつうか、なんつうか、むにゃむにゃ。

鑑賞中、誰かと興奮を分かち合いたくなって、友達の顔が浮かぶ。

やばかったなあ! とか、それだけでいいから誰かと話したかったような。

どうやばかったの? とか聞かれたくない時もあるよね。そんな感じ。

 

ところで、見上げるくらいがちょうどいい暮らしもあるっぽい。そんな気持ちも込めつつ歌を作ってみたわけだけど、聞いてもらえるとめっちゃ嬉しい。良いと言ってもらえるともっと嬉しい。ありがとうございます。

 

狂い咲きサンダーロード」の鑑賞と新しく歌を作った勢いで京都木屋町に出て歌ってみたが惨敗だった。うまいやり方、わからん。聞きたくないのに聞かせてしまい、街往く人々に申し訳ないなあと思いつつも、僕も僕とて生きていきたいので歌う。電話しながら僕の前を通り過ぎる人に心の中で謝りつつ歌う。うまく歩いてる男女にも謝りつつ、歌う。

桜が綺麗だったから。「花見しよう」ってSNSで声を掛けてみたら「したい」って言ってくれた友達が居た。嬉しい。近頃SNSをうまく利用したい気持ちが有ります。

 

明日はどこへ行こうか。腹が減っても銭がねえ。

「さて、ヤクでもやって寝ようぜ」

 

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