夢の話

恐怖を書きますので、閲覧の判断を、どうぞお願いします。

 

霊的な怖い夢はあまり見なくなったが、恐ろしい夢を新年が明けてから立て続けに見ている。恐ろしい夢とは、舞台が自宅だとか馴染みのある場所であり、登場生物は限りなく人であるということだ。

 

以下は夢の話です。

僕はベランダで煙草を吸っている。強烈な視線に気づき目をやる。向かいのマンションの女がこっちを見ている。鋭い眼光、不動、それでいて表情の欠乏、過不足があるのだ。人を構成する何かが足りないのか。過ぎているのか。

一度部屋に戻り、コートを羽織り深呼吸をして、間を置き、再度ベランダへ。やはり居る、見られている。逃げ出したくなるが、自室以上に逃げ出せる場所をどうやら知らなかった。

どうにもこうにも出発予定時刻(何の予定かの情報は無い)となり、家を出る。しばらく北へ進むのだが、ベランダの鍵をしていないことを思い出す。玄関の施錠の有無についてのよくある不安ではなく、ベランダなのだ。閉めなければならないのは直感的にベランダなのだ。オランダのベランダには誰もオランダ、ぼくんちのベランダには何かいるんだ。

恐怖に駆られた自分の足は想像以上に速くて安心さえできる。玄関をガチガチャし部屋へ入り、行儀悪くバタバタとベランダへ向かうと、人影の侵入に気づく。

人影の左手がドアに掛かると同時、間一髪、施錠した。過不足はあるが人だった。ここで終わる。

それ以来、ぼーっと外を見ることに時々恐怖を感じるようになる。後遺症は重たい。

 

残りの夢はあまり覚えていない。唯一覚えているのは、職場のパートのおばちゃんが名探偵コナンの黒幕をしていた夢だ。さすがに驚いた。「コナンくんごめんね」って銃構えてた。嘘だろそんな。銃声で目が覚めた。

 

予告はこんなのだった。

怪しい取引の現場を横切るコナン。

黒い人「おい、坊主今何か見えたか」

コナン「てんとう虫さんがいたよ〜」

黒い人「おぉ、そうか」

「「「殺せ!!!(カチャッ)」」」

テーテッテーテテ テーテッテーテテ

テーテッテーテテテ テテテテー♪♪