主人公は俺であり、俺であり、俺であり、俺である。この歳になってみても、そうである。
親友A、親友B、親友C、・・・、いくつになってみても、そういうことである。そう思いたい。
時溶性とでも言おうか、時間で溶ける。
時間で戻れる。しかしそれだけでは足りず。
毎秒集中して、毎秒気を抜く。うざったいけど、そんな繰り返しが、俺たちを繋いできたわけです。また繋ぎ直すわけです。
柔らかい国、更に向こうにあると地図上に出てくる。こちらもあちらからは向こう側やから俺は行かない。住めない。この国に残る。仕事だって場所だって待つことを選んだ。怖くない。
ふと少しずつ大人になってきた実感がある。ハンカチティッシュなどは未だに持ち歩いていないけど。
大人になるプレッシャーは怖いが、しっかりと大人になりたい。というか好きな未来を少しでも作ってみたい。
今日も廃墟には緑が住み着き暗く光る。バスや友達の車が何Lかのガソリンで運んでくれた景色は緑が落ち着き輝き光る。そんな風に見える。プレッシャーが怖い。例えば誕生日もなくなって、大谷翔平と同世代でもなくなるとか。逆に大谷翔平と大友康平とその他諸々全てと同世代になるとか。何かに括られなければ何も怖くない。ひたすらに怯える。
とは言いつつも、俺は1995.03.14、平成7年3月14日から生きてよかった。こちら、しばらく京都一乗寺。皆様どちら、また飲もうな。酒は何にも悪くない。